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経営学科授業内容

経営学科の学びと将来

経営学科では専門領域をより深く追求し、専門性を身につけます。

経済のグローバル化、情報・通信革命の一層の進展の中で、これからの社会人・経済人はスペシャリストとしての高度な専門性と幅広い柔軟な知識の修得が同時に要請されます。

経営学科ではこの要請に応えようとして「マネジメントコース」、「マーケティングコース」および「会計・ファイナンスコース」の3つのコースを設置しています。学生はこれら3つのコースから1コースを選択することで、より専門領域を深く探求し、専門性を身につけることができます。

マネジメントコ-ス

マネジメントコ-スは、管理、組織、労務、生産、財務等の諸側面から、企業経営の理論的・歴史的分析、実証的研究を行う科目群によって構成されています。背景となる社会との関連を踏まえつつ、企業経営の諸側面を専門的に分析し、その構造と動態を解明することが、本コースのめざすところです。

こうした研究を通じて、現代の諸企業、ひいては現代社会を、独自の視角から分析できる正確な知識と創造力を持った人材を養成することを目標としています。

将来の進路

  • メーカーの営業・マーケティング・生産管理・人事総務・経理・本社スタッフ担当
  • 百貨店・スーパーの販売・人事総務・経理・仕入れ(バイヤー)担当
  • 卸売業者・商社・銀行・信用金庫・証券会社・保険会社・旅行会社などの営業・人事総務・経理担当
  • 教員、公務員、中小企業診断士、経営コンサルタント、秘書、経営者 など

マーケティングコ-ス

マーケティング分野は、現代の企業経営を考えるうえで重要になっています。このコースでは、まず日常の消費生活において身近な流通の仕組をマクロ的な視点から学んでいきます。その際、顧客の満足をはかるマーケティングの理論と実践について、製造業、流通小売業、社会、地球環境などとの関わりから全体像を把える必要があります。

また、実際には流通分野の経営活動とくに業態別のマーケティング戦略および部品調達から使用後の回収・廃棄までのトータルな物流管理を行なう必要が生じて います。さらに近年、企業の社会的責任が話題になるなかで公共組織にもマーケティングが導入されつつあることを配慮し、従来のマーケティングに加え てグリーン・マーケティング、ソーシャル・マーケティングに関する講義を設置することにより、幅広い知識をもった人材育成を目標としています。

将来の進路

  • 市場ニーズの発見、新商品開発から輸送、保管、販売、広告、アフターサービスまで、マーケティング活動の企画と実施に能力を発揮します。
  • 市場調査、新商品、新サービスの企画・開発などマーケティング部門の責任者
  • 販売イベント企画担当、ブランド・マネージャー、マーケティング・コミュニケーション(広報・広告)担当 など
  • 関連する資格
  • 消費生活アドバイザー、販売士

会計・ファイナンスコ-ス

情報化・国際化の進展のなかで、これからの企業経営には、経済学・経営学の素養の上に、会計数値に明るい人材がいっそう広く求められてきています。その際、複雑化する企業環境に柔軟に対処するためには、単に会計技法面の習得ばかりでなく、それらを歴史的・社会的な背景との関連で理論的に把握できる能力の醸成が必要とされています。

会計・ファイナンスコースは、財務会計、管理会計そしてファイナンスの側面からこれらの要請に応える科目群によって構成されています。本コースでは、会計の専門的知識を有した人材、すなわち、会計資料を作成し読めることはもちろん、企業経営のなかで会計数値を使って一定の見解を表明できる力量を持った人材を養成することを目標としています。

将来の進路

  • 金融機関(銀行、証券会社、保険会社など)
  • 一般企業・法人(本社経理・企画部門、財務部門、工場原価管理部門、サービス、小売業等の管理部門など)
  • 会計専門職(公認会計士、税理士、経営コンサルタント、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー、証券アナリスト)
  • 公務員(国税専門官、税務署、その他の政府系機関)
  • 教員(商業高校など)