留学生との国際交流をはかる「華道で国際交流Let´s try KADO」
実施報告
(桑島ゼミナール)
留学生との国際交流をはかる「華道で国際交流Let’s try KADO」
留学生と交流する機会をもちたいという桑島ゼミ所属学生の7名が中心となり、国際化推進センターの協力を得て、10月28日(木)に国際交流イベント「華道で国際交流 Let’s try KADO」を実施しました。会場となった天白キャンパスのグローバルプラザには、外国人留学生・日本人学生合わせて25名が参加すると同時に、Zoomで台湾と繋ぎ、オンライン交換留学中の留学生も同時に参加する楽しいひとときとなりました。参加した副ゼミ長の鳥居美柚さん(経営学科三年)の報告です。
国際交流をしたいと集まった7名のグループは、華道に詳しい小森田竹紀さん(経営学科二年)発案のもと、留学生にフラワーアレンジメントとは異なる「華道」を知ってもらい、実際に体験してもらおうと、約1ヶ月かけて事前準備を行いました。
華道の道具の説明や生け方について、スライドと原稿を英語で準備しました。原稿はグローバルプラザの講師の方により自然な英語に添削して頂きました。一週間前にはリハーサルを行い、実際に生け、本番と同じような流れで通しました。
当日、学生が実際に花を生ける様子を英語の説明を交えながら紹介しました。その後、エニシダ・りんどう・カーネーション・木苺を使い、日本人と留学生が二人一組となって、楽しい雰囲気のなか作品を作っていきました。
華道に初めて触れる学生も多かったため、今回のイベントを通じ、日本文化を体験しながら、学生間の交流を深めることができました。参加した学生からは「普段なかなか交流することができない留学生と交流できる良い機会だった」、「留学生の方も積極的に話しかけにきてくれたので、温かい雰囲気で交流できた。また機会をつくって交流したい」という感想があり、今回の交流イベントで達成感とやりがい、楽しさを実感することができました。
一方で、華道に関する配布資料の提供、留学生と話す時間の確保、座席案内の誘導などいくつか反省する点もありました。改善すべき部分を見直し、日本文化に触れつつ外国人留学生と交流できる場を創っていきたいと思います。今回のイベントが、外国人留学生にとって日本文化を直接肌で感じ、魅力を知ってもらうきっかけの一助となれば嬉しく思います。
カテゴリ:お知らせ | 更新日:2021年12月6日