ウィルあいちパネル展に参加しました
(公財)あいち男女共同参画財団が管理する「ウィルあいち」*では毎年2回、一般市民に向けてパネル展を行っています。地域との連携事業の一環として、桑島ゼミでは男女共同参画や女性の活躍に関心のある学生を中心に、パネル展に参加しました。
パネル展のテーマは男女共同参画。そのなかでゼミ生たちの選んだテーマは「ガラスの天井」です。英語のGlass Ceilingを訳したもので、組織内での女性の昇進や活躍を阻むもの、上は見えているのに実際には上に行けない女性に差別的に働く状況を指し、何十年も前から使われている言葉です。1999年に男女共同参画社会基本法が施行されてからも、依然、日本では女性が経済的にも社会的にも低い地位にいることはさまざまな調査から明らかです。パネルにすべてを盛り込むには複雑すぎて今回は簡単なものになってしまいましたが、パネル展への参加をとおして、この問題が他人事ではなく、自分たちの問題として今後も考えるきっかけになればと思いました。
* 「ウィルあいち」は愛知県の男女共同参画を推進する拠点施設で、さまざまな講座やイベントを実施するほか、情報ライブラリでは人権や男女共同参画に関した図書や映像資料などを貸し出しています。
カテゴリ:お知らせ | 更新日:2019年7月8日