在学生の声
K.Yさん(2008年度 修士2年次)
【キャッチコピー】
グローバル競争の中で生き残るために、企業における技術者のポジションや重要性を確認することができ、技術者にも必要な経営のエッセンスを学ぶことができます。
【コメント】
現在、企業で働く多くの技術者は、市場が景気の停滞から抜け出しつつある影響を受けて、またグローバルレベルの競争に勝ち抜くために業務に追われ、雑多な時間をついやしている様子が見受けられる。しかし長期的視点で企業成長するためには、この競争が激しく、また変化も大きい昨今の市場状況に対応し、短期間での独自製品、サービスの開発が必須である。その様な状況における技術者の立場は、個々の自分の業務(研究・開発・設計・製作)のみに注入するだけではなく、研究・開発から商品化、事業化まで全体を見通す能力が求められている。しかし業務の合間に独自でこのような経営の視点を学ぶことは困難である。
本校ではものづくりが盛んな中部圏の総合大学である利点を生かし、各有名企業から客員教授を招き、従来の経営学の教授と連携を図ることによってものづくりの経営視点を組み込んだカリキュラムを構成しているため、技術者が業務にすぐ生かすことのできるノウハウや経営エッセンスを多く学ぶことができます。
C.Yさん
大学院に入ってからの一年間は、全面的に知識を学ぶ大学とは違って、自分の研究のために専念してきた一年でした。短い時間でしたが、いろんな体験ができて充実した一年だったと思います。昨年は中国青島のハイアールと韓国のサムセンの現地調査へいきました。さすが有名な大企業だと思いながら、自分の研究分野にとって、とても役立ったと思います。残りの一年間は専門知識を深めながら、修士論文のためにがんばっていきたいと思います。
C.Kさん
名城の大学院では、留学生が多くて、みんなお互いに交流できて、友好的な雰囲気です。先生たちもみんなしっかり指導してくれるので、勉強するのにとてもいいところだと思います。留学生でも日本人学生でも自分の好きな勉強や研究ができると思います。勉強や研究以外でも、実習やインターンシップの制度が充実していて、学生に社会勉強の機会を提供しているところがとてもいいと思います。
OBの声
Y.Sさん(経営学研究科 ものづくりコース 2007度卒業)
研究科ではアットホームな雰囲気の中、企業や社会におけるシステムの重要性について見識を深めることができました。また、ものづくり中部という立地にあって、有名企業の講師との交流も刺激になりました。就職先では、社会の潜在的なニーズに対して、新サービスや商品の企画、提案に携わりたいです。社会性や顧客満足を意識すると同時に、現場の声や知恵を尊重しつつ、ここで学んだことを生かして行きたいと思います。