科目:経営開発マネジメント研究
氏名:大野 正直
勤務先:日本ガイシ(株) 常務取締役製造技術本部本部長
講義内容の紹介:
ニーズの多様化、製品寿命の短命化、環境配慮等々、これからの開発には分析した結果をいろいろな側面から間面的に意識することが要求される。また、高機能性が要求されることから、開発当初から各工程での制御因子の解析や、製造側の判断し易いプロセス要素を提供することが大切となってきている。
これを、
(1)事前に理解すべき項目
(2)原理確認中に具備すべき視点とデータの取扱
(3)開発期間中に集める人達の人種
(4)現場作業従事者の巻き込み時期
(5)設計者の曖昧さ排除の大切さ
(6)バラツキレベル把握
(7)性能設定
(8)再現性の大切さ
等々を具体的な事例と受講者の討論により鮮明なイメージにまとめあげる。
講義の進め方:
出席者をグループ分けし、それぞれ仮定の開発テーマを設定し、それを達成するために必要とされる諸元を皆の質疑応答の形で詰めていき、出きれば、開発プロジェクト提案書にまとめあげたい。成績評価は、質疑への取り組み姿勢で評価する。
受講生に望むこと
自社の文化の認識(壁を破る大切さ)
自社の技術の中でのこだわりと摩訶不思議な所の有無の認識