科目:グローバル経営戦略研究
氏名:今井範行
講義内容の紹介
・20世紀のアメリカ経営理論の変遷を概観し、経営理論の中核としての経営戦略論の位置づけを確認する。
・経営戦略論について、経営管理・プロセス改革・アラアンス・海外事業展開などとの関連も踏まえながら、現実ビジネスに活用可能な形で経営戦略理論のエッセンスを把握する。
経営分析手法や戦略立案のコンセプトとフレームワークにも重点をおく。また、アメリカ型経営戦略論とトヨタの実例との対比を通じ、日本企業の経営戦略のあり方も考察する。
・経営戦略編では充足し得ない、かつ、現実の企業経営においては不可欠な経営品質論について学ぶ。自律性のある学習する組織、ボトムアップ型リーダーシップ、トヨタにおける経営品質などに関する講義を通じて、21世紀の企業経営に求められる経営品質について理解を深める。
講義の進め方
・トヨタの事例を交えながら、理論と実践に関する講義ならびに討議を行う。
・受講生が抱える課題や問題意識に対して、適宜助言を行う。
・講義に対する取り組み姿勢と、単位レポートの提出により、総合的に評価する。
到達目標
21世紀対応型の経営戦略論に関する広範かつ高度な理解を目指す。