科目:実践コスト・マネジメント研究
氏名:中根敏晴
講義内容の紹介
在庫は、原材料、仕掛品、製品の形態で様々に存在する。ここでは特に、ロットサイズとリードタイムの関係で、仕掛在庫がいかに増減するかを仮説例で検討し、ロットサイズの持つ意味を考える。また、リードタイム短縮のために考えられる方策を模索し、それを原価的にどう表現していくべきか、カイゼン効果はどのように判定すべきか考える。こうした作業は、トヨタ生産方式に代表される新しい原価計算方法の構築につながるものと考えられる。
講義の進め方
授業は、担当者が用意した資料に基づき、その内容を理解した上で問題点をディスカッションしていく形式で、双方向で進める。また、自分の会社でどのようなコスト・マネジメントが行われているかといった事例が紹介されれば、有難い。
評価は、授業での発言等、講義に対する日常的な取り組みの姿勢と期末レポートでよる。