今回、チョコレートがけプレッツェルのPOS情報を調べてみて、江崎グリコの強さを実感しました。
研究を始めた当初は、『なぜ、ここまで江崎グリコが強いのか?』とても不思議に感じました。
しかし、江崎グリコは味が異なる「チャネル商品」だけでなく、プレッツェルを硬くしてみたり、フワフワのチョコレートだけでなく、
デコレーションを加えてみたり、期間限定品をどんどん考えて売上を伸ばしているなど、様々な努力により高シェアを獲得しているという事が分かりました。
全店集計でメーカー2位になった明治製菓も、Franというヒット商品を生み出し、江崎グリコとは違った処方であのフワフワのエアインチョコレートを実現しています。
今回、ABC分析をしてみて・・・
明治製菓は、江崎グリコのようにチョコレートがけプレッツエルの種類は多くありませんが、期間限定品の売上が好調で高いシェアを獲得している
江崎グリコより「Fran」自体の基礎商品力はあるのではないかと感じました。
今後の明治製菓を考えると、まずはコンビニでのシェアを獲得し、ロッテ商事を抜く事が大事だと思います。
コンビニは、お年を召された方よりも若者の方が利用すると思うので、若者をターゲットにした
商品を開発することが大切だと感じました。 そのため、試食係の人の年齢層を若い人を中心とした人にするなど、さまざまな工夫が必要だと思われます。

POS情報グループでは『2:1』で明治製菓が有利となりました。
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あなたは、Fran?それともPocky??
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