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専門ゼミナール 学生の感想

冨岡ゼミナールの紹介

赤塚(経営学科)

今年度から新しく開講された冨岡ゼミ。4年生1人、2年生12人という独特な構成で活動しています。
本ゼミは、冨岡先生が「労働衛生論」の講義を担当されていることもあり、「企業経営」という内容ではなく今後社会人になる上で知っておくべき知識を身につけることを主な目的として取り組んでいるように思います。

その中でも今年度は、「労働環境」・「福利厚生」という言葉をテーマにゼミを行っています。これまでこのテーマに沿って、「就業規則」や「サービス残業」という内容で議論を行いました。
ただ一方的に学生に対して伝えるだけではなく、学生側からも自発的な意見や質問も飛び交っており、実際自分たちが今働いているアルバイトの環境・状況も踏まえながら考えると、本当に自分自身のためにもなっています。

また二カ月ほど前から、「経営学部スポーツ交歓会」と称する行事も同時進行で企画してきました。7月9日に行われましたこの会にはゼミや部活動単位の参加のほか、4年生や教職員チームなど、多くの方々に参加・協力していただき、大きなトラブルもなく無事成功を収めることができました。
企画・運営はゼミ生自身で考え、準備、行事の管理のための知識を養うことができたように思います。

この大会の計画は、社内での行事運営を想定して企画立案しました。今回のような行事は、企業では「福利厚生の一環」と位置づけられています。
冒頭でも挙げたこの「福利厚生」とは、「福利」=「幸福と利益」、「厚生」=「豊かな生活」、 つまり「仕事することにより得られる給与以外に、必要に応じて与えられる援助・サービスの仕組み」のことを言います。私たちが身近に感じる例としては年次有給休暇が挙げられます。またスポーツジムなどといった施設も福利厚生の中に含まれます。

「福利厚生」は、賃金とは別に従業員の労働意欲向上のための諸政策であり、大別すると二つに区分できます。
まずは法律で実施を定められた1.健康保険 2.厚生年金 3.雇用保険 4.労災保険 5.健康診断を指す「法定福利」、そして企業の任意で定める1.住宅補助 2.慶弔見舞 3.レクリエーションなど 4.食事補助 5.財形貯蓄 などを指す「法定外福利」があります。今回私達のゼミで企画・運営したのは後者の「法定外福利」に含まれます。
前期はこの「スポーツ交歓会」の企画・運営を考えることを通して、このような企業の「福利厚生」について学んできました。また、夏休みの課題として、「大学生のようなまとまった時間のあるときか当事者にならないと行けない」ということで「地方裁判所か高等裁判所に行って実際の裁判を傍聴してこい」と先生に命じられました(笑)。
後期は「労働環境」・「福利厚生」をテーマに、資料収集とプレゼンテーションを行うと聞いています。

私達のゼミは、現在ほぼ同一学年のメンバーで構成されているので、先輩後輩という関係がほとんどありません。学生同士もお互い話しやすく、ゼミの時間も楽しい雰囲気で皆自由に発言しています。しかし自由ではありますが、様々な面で責任ある行動が必要になってきます。
本ゼミはそういった責任ある行動を自分で考え行うことを学ぶよい場です。時に真剣に考え学び、また楽しむ時は思いっきり楽しむ、メリハリのあるゼミだと思います。社会人になったとき、このような「学ぶ=働く」と「楽しむ=遊ぶ・休む」の「オン」「オフ」関係について意識することはきっと役立つのではないかと思っています。