科目:実践生産システム設計
氏名:野村政弘
講義内容の紹介
もののつくり方、つまり生産システムそのものの手法を研究する。日本はものづくりで立国してきた。それを支える生産システムとして、日本は諸外国に誇れるものを持っている。その良さを諸外国の手法と比較しながら検討し、実践で役立つまでにその本質を解明していく。
それと同時に、その生産システムを支えるコンピュータシステムのあり方を研究し、現場のITとして、現場を支え、現場に役立つシステム作りを実践する。この実現に向けては、実際のコンピュータ技術、情報処理技術の修得に努め、最新の技術動向や、新たなニーズを追求しながら実務としてのシステム化を実践する。
この両者のドッキングこそが、これからのものづくりを担うシステムとしてその真価を発揮してゆくものと考える。
講義の進め方
講義を主体にしながら、事例研究としてビデオ等による実例の検証を行う。
IT化のための各種ツール並びに機器類は実機をもって実習する。
授業内容に基づいたレポートの提出により評価を行う。
到達目標
トヨタ生産方式(TPS)の理解と現場改善の手法を体得し、実践できるようにする。更に、現場に役立つIT技術を修得し、ITの力を現場作りに活用できるようにする。