科目:経営史研究
氏名:森川 章

講義内容の紹介
 周知のごとく、グローバル化が発展する今日ではいずれの国も経済の大幅な構造変動に見舞われている。世界で1位・2位のGNPをほこるアメリカと日本も例外ではない。本講義では、アメリカと日本における主要産業の代表的企業をとりあげ、第2次大戦後から20世紀末までの発展史を比較分析する。この世界を代表する位置にある両国の企業経営を比較分析することによって、今日における最先端の企業経営の状況をリアルに把握することができるはずである。このような分析は、主要国における企業経営の今後を展望する上では欠くことのできない作業の1つといえよう。

講義の進め方
 授業では受講者が輪番でテキストの各章について報告し、相互討論を通じて上記テーマの解明に接近する。
 評価は毎回の報告・討論と期末のレポートによって行う。

到達目標
 日米企業間の国際競争力格差は産業ごとに異なっている。なぜこのような相違が生じているかの理解を深める。

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