科目:人材開発マネジメント研究
氏名:山脇正雄

講義内容の紹介
 新世紀、日本の生命線である製造業の「新しいモノづくり」には、優れた研究者・技術者・技能者の人材育成が必要です。彼らに要求される能力は「非常に強い専門性を持った上で、全般を見渡せる人材」です。従来の大学教育は知識習得を主体とした、座学が中心でしたが、最近では、実験、実習などの実践的”実地”教育が始まりました。
特にリーダーには、専門性だけでなく、広い視野が要求され、「経営的視点」を持った技術者あるいは、技術に通じた経営者を育成する「技術経営」(MOT:マネジメント・オブ・テクノロジー)教育が必要です。
そこで本講座の柱を、「知識+実地」に”教養”を加え、これら三つの融合による人間能力の調和的発展とし、以下の項目を講師(技術者、技能教育、経営者)体験を通じて作成されたパワーポイント、及びビデオを通じ「モノづくり」に関する幅広い教養を身につけることを目指します。
①今、何故ものづくりか ②技術と技能は車の両輪 ③技術、技能人材開発の例 ④ヒトづくり、心創り

講義の進め方
 ・パワーポイント、ビデオ、プレゼンテーションによる、事例研究と討論
 ・質疑の内容、出席、レポート提出により評価

到達目標
 最も原理的な意味で、教養ある人は規矩(きく:考えや行動の基準、手本、規則)持つ。ビデオに登場する主人公達の規矩を学んで欲しい。

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